椎骨動脈解離
椎骨動脈解離とは
椎骨動脈解離は、首の後ろを通る椎骨動脈の内膜が裂け、血液が内膜と中膜ないしは中膜と外膜の間に流れ込む病気です。
重症化すると外膜が破裂して動脈瘤破裂を起こし、出血を生じることで、脳梗塞やくも膜下出血を引き起こす危険があります。
40歳以上の男性に多くみられますが、若年層でも発症します。
症状
首の後ろ(後頚部)や後頭部の突然の激しい痛み
めまい、ふらつき、視覚異常
原因
首の激しい運動やスポーツ(ゴルフのスイングなど)、交通事故、カイロプラクティックの施術、首の急なひねりなどが発症の原因となります。
診断
痛みが発症した場合は、まずは整形外科を受診しましょう。
採血やレントゲン、MRIなどの検査を行い、整形外科疾患でないと認められた場合は、脳神経外科・脳神経内科にて受診となります。
治療
脳梗塞予防のため、抗血小板薬などで血栓形成を防ぐ薬物治療を行います。
出血リスクや脳梗塞の状況に応じて、コイル塞栓術、バイパス術などの手術が必要な場合もあります。
日常生活での注意点
血圧が高すぎると発症のリスクが高まるため、血圧管理が重要
