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リスフラン靭帯損傷

リスフラン関節は、足根中足関節です。内側・中間・外側楔状骨、立方骨と中足骨の間の関節になります。
その中でも、人差し指のリスフラン関節は頂点となる非常に負担の大きな部位です。
足の甲の関節であるリスフラン関節にある靭帯が損傷するのが『リスフラン靭帯損傷』です。
つま先で踏ん張るスポーツ(マラソン・サッカー・剣道・スケート・テニスなど)により受傷しやすいです。
また、ハイヒールの多用や重いものを多く運び踏み込むことが多いなど、スポーツ以外が原因でも受傷することもあります。

リスフラン靭帯損傷の症状について

体重をかけた際の足の甲の痛み、足の甲を押した際の痛み、足の甲の腫れ、圧痛、歩行困難となる場合があります。


リスフラン靭帯損傷の原因

つま先立ちになって踏ん張った際などに上から体重が過度にかかり、足の甲の靱帯を痛めてしまいます。

リスフラン靭帯損傷の検査

レントゲン撮影を行うが、骨が重なり合っているため角度を変えるなど2方向から撮影し診断します。場合によってはCT検査で精密検査を行います。

リスフラン靭帯損傷の治療について

基本的には保存療法です。約1ヵ月間ギプスで固定し靱帯の修復を行います。
ギプスの解除後は筋力や柔軟性の回復を目指すリハビリを行います。

リハビリ

ギプスが外れた後は、テーピングによる固定、型取りした足底挿板(インソール)を用いた歩行訓練、段階的な荷重訓練、筋力や柔軟性の回復を目指したリハビリを行います。

リスフラン靭帯損傷

リスフラン靭帯損傷