足底筋膜炎・MTP関節炎
とは
足底筋膜炎(足底腱膜炎)とは、足の指の付け根からかかとまで、足の裏に膜のように張っている腱組織である足底筋膜に炎症や小さな断裂が起こる状態です。
MTP関節炎(中足趾節関節炎)は、足の指の付け根にある関節(中足趾節関節)に炎症が起こる状態です。
症状
足底筋膜炎
- 朝起きて最初の一歩で、かかと~土踏まずが強く痛む
- 長時間立った後・歩き始めが痛い
MTP関節炎
- 足の指の付け根の痛み、腫れ
- 押すと痛い(圧痛)
- 指が曲げ伸ばししにくい
原因
繰り返しの索引動作による使いすぎや、外傷などによる筋膜の断裂が原因となります。
また、扁平足があると起こりやすくなります。
扁平足とは、生まれもった骨の形や後脛骨筋腱の機能(筋力・柔軟性)低下により、足のアーチがなくなってしまう状態です。
初期には足の扁平足化は目立ちませんが、しだいに変形が進むと関節の変形・足趾の変形を生じます。
治療
急性期は安静、装具固定、ストレッチ、痛み止め・湿布の使用、ステロイド注射、物理療法などを行います。
回復期はリハビリテーション(筋力強化、ストレッチなど)の機能回復を行います。
また、リハビリでは再発予防の指導も適宜行います。
急性期に自宅でできるセルフケア
伸ばしたい足を反対側の膝にかけ、片手でかかとを押さえながらもう一方の手で足の指を持ち、足の裏を反らします。
